書道教室のご案内

【三玉香玲書道教室】
「実技(基礎から臨書)」+「講義及びお茶会」
■月2回 土曜日 【隔週】
13:30~15:00/15:30~17:00 フリータイム制
場所:京王線 上北沢駅 徒歩1分

上記の時間内から、お好きな時間を選んでご予約頂きます。
体験レッスンも行っておりますので、下記よりお問い合わせください。
お問い合わせ

東京都内のカルチャーセンターで書道講座を開講しています。
講座内容については各センターへお問い合わせください。
■錦糸町 書道 火曜午前クラス/10:30-12:00
■町田 書道  水曜午前クラス/10:00-11:30
■立川 書道  火曜夜間クラス/18:45-20:30
 


講座の様子

書く行為を見つめ直し、美を意識する心とともに 日本の文字を学んでいきます
日本で生み出された平仮名は、漢字の草書(崩し字)がもとになって創られたものです。平安の王朝文化の中で、宮中の女性が表現として語りや歌に用いたことから創出されました。
現代において古の書(文字)は、その姿を生活の中にはっきりと見定めることが容易ではありません。
日常で書けない、読めない、つまり実用的ではないという理由から、伝統的な書は、私たちの生活という生きた時間から離れつつあります。
書道講座では、きれいな文字の形を追うのではなく、書く行為そのものへの興味と美意識について、当時の文字から言葉を見直し、言葉から文字を見直しながら、
日本の美しい文字の本質に触れていきます。

読み書きの前に 感じ取れる力を広げていきます
古の都人の繊細で敏感な感性が作り出した和歌は、日本人独特の心情が籠められた書が少なくありません。
書けること、読めることの前に、まず、作品全体の雰囲気や美しさを感じ取れるようになることで、徐々に書の面白さが見えてきます。
書道講座では、代表的な古筆(古人の優れた筆跡)や、書家の作品、文人の書を紹介し、どのような意図や美意識があるのか、書作品に対して感じ取る力を養いながら、日本の文字の読み書きについて学んでいきます。

味わい慈しみながら 書くことを目的とします
古典の書は、文章を伝えるだけではなく、豊かな感情表現が見て取ることができます。
例えば、平安時代に制作された源氏物語絵巻は、源氏物語を題材にした絵巻物ですが、人の心情の機微に添うような文字の表情が記されています。
書道講座では、いかに書くかではなく、いかに人に感じさせるかという、書の一側面に重点を置きながら、技法や筆法の基礎を身につけていきます。